補助金要求期~その2~(獲得成功!)

1年目の無残な失敗後、2年目はやや作戦を変えました。

 

1年目の社内役割分担は、

当方 制度設計・準備

上司 自治体との補助金獲得交渉

と明確化し準備を進めました。

1年目の補助金獲得は失敗しましたが、制度設計・準備は相当程度進んでいました。

そのため、当方の2年目前期は、補助金獲得に力を注ぐことにしました。

 

前のブログに記したとおり、補助金獲得は4月から8月までの約5か月間が勝負です。

ここで私が行ったことは、以下の通りです。

①上司をたきつけて、区担当課管理職や財政担当と話を進めるようしつこく言う

②最新の定量的データを収集しておき、いつでもプレゼンできるよう準備しておく

 

①により、上司は1年目よりは話を進めてくれていた様子ですが、それでも残念ながら、それほど熱心にアプローチしている様子はありませんでした。

 

そうこうしているうちに8月になりました。

担当課から連絡が入り、補助金要求に向けた打ち合わせを行うことになりました。

上司と私含めた数人で自治体に出向き、会議を持ちました。

そこでの議論により以下2点が判明しました。

〇担当課管理職は全く前向きではない

〇上司の優先順位は、別部署の要求事業が最優先で、法人後見開始は2番目だった

非常に劣勢な状況となり、このままでは補助金獲得の見込みはありませんでした。

 

そこで手を打ちました。

これまで培った自治体のネットワークや人脈を使い、各所に連絡を入れ、現状を伝えました。

これが功を奏したのか、突然首長へ直接プレゼンする機会を得ることになりました。

しかし、期日は明日。今日半日ほどしか準備時間はありませんでした。

ただ、日ごろから定量的データを集めていたし、各所編プレゼン資料を数種類作っていたので、首長向けに再編集をすることで、それほど苦労せず資料作成ができました。

 

プレゼンから約1か月後、同席していた副市長が非常に前向きとのうわさを耳にしました。しかし、首長の意向は全く分かりませんでした。

その後、昨年と同様に9月頃に調書を正式書面で提出し、あとは結果を待つのみでした。

 

年明け1月、承認されたとの連絡がありました。なんとか2年目で補助金獲得に成功です。残すは、4月からの実施に向けた、実務の詳細な仕組みづくりのみとなりました。

(ちなみに、第1優先の別部署事業への補助金は不承認でした。)