構想期~その6~(現段階で決めるべき4つのこと)

先行する数団体への視察を終え、当社協が実施する「あんしん」事業の具体的検討に入りました。

時は年末が近づく11月。この段階で決定しておかねばならないことは以下4点でした。

 

(1)事業理念の合意・決定

事業を始めるまで、細部にわたる様々なことを設計し合意・決定していかねばなりません。その際、判断基準となる全員が共有する基盤が不可欠です。それが事業理念です。何よりもまず初めに議論し合意・決定をしておかねばなりません。これが曖昧だと、今後のあらゆる議論がブレる危険があります。

 

(2)合意決定プロセス

明確に合意・決定しルール化しておかねばなりません。でないと、一度決めたことが覆されることが起こりえます。

 

(3)事業プラン概要の合意

視察後のデータと(1)から導き出し、現段階で概要の合意をしておきます。

 

(4)早く動かねばならない項目の合意

社内関係者だけでなく、外部者が関わる業務であり、現段階から進めないと間に合わないものです。具体的には以下の2つでした。

①管理ソフトのカスタマイズ

②パンフレットの作成

この2件について、当初予算に計上していないため、流用支出の許可を得る必要がありました。

 

次回は(1)~(4)の詳細を述べていきます。